第17回日本放射線外科学会学術大会

ご挨拶

第17回日本放射線外科学会 大会長
野中 哲生
(日本赤十字社医療センター放射線腫瘍科 部長)

このたび、関係各位からご推挙をいただき、第17回日本放射線外科学会の大会長を拝命いたしました。大変光栄に存じます。

放射線外科は定位放射線治療の頭蓋内病変に対する臨床応用から始まり、現在では体幹部腫瘍に対する有効な治療法として広く認知され適応疾患も拡大しています。近年、従来の高精度放射線治療に加え、AI技術を活用した治療計画の最適化、画像誘導技術の進化、新規治療機器の開発など革新的な技術が急速に進展し、放射線外科の領域では粒子線治療を含めさらなる適応拡大が期待されるとともに、新たな技術開発が求められています。

本大会は放射線外科に関わる医師、医学物理士、放射線技師、看護師など、多職種が一堂に会して最新の知見を共有し、議論を深める貴重な機会となります。第17回大会では「Beyond Precision–日々の診療が支える放射線外科の発展」というテーマのもと、高精度放射線治療の臨床応用における課題や今後の展望について多角的に議論を展開し、より安全で効果的な治療法の確立を目指していきたいと考えています。また、新規治療開発および研究の契機となるような活発な意見交換の場を提供し、放射線外科のさらなる発展に寄与できることを願っております。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

Flyer

第17回
日本放射線外科学会事務局
日本赤十字社医療センター
筑波大学附属病院
放射線腫瘍科内
E-mail:jrss17@pmrc.tsukuba.ac.jp
TEL:029-853-7121
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